感情がコントロールできない発達障害とは?

感情がコントロールできない発達障害とは?

発達障害の人では感情がコントロールできない場合が非常に多いです。その理由の一つは、発達障害の人では、脳が得意的な発達を示している場合が多く、創造性や空間性認知に関わる頭頂葉や後頭葉の機能は高かったりするのですが、前頭葉の機能が低下していることが多いからです。前頭葉の機能は、主に、感情をコントロールするということです。

前頭葉は衝動性を抑え、自分の置かれている立場、文脈を良く見極め、「今は怒りたいけど怒ってはいけない」「泣きたいけど今泣いたら、契約が破綻になる」という風に、文脈に合わせて、自分の感情を適切にコントロールする、専門用語でいえば実行機能を司っています。

発達障害の人が感情コントロールが苦手な主な理由

それは前頭葉の機能低下が後天的もしくは先天的な要因によって引き起こされており、たとえば前頭葉を破損した人では、紳士的、聖人君子的だった人物が、横暴で反社会的な向こう見ずな人間に変貌してしまうということもよくあることなのです。

この実例はフィニア・スゲイジ氏のケースで有名になったもので、これが前頭葉が感情コントロールを司っているのではないかという仮説を、医学、科学の分野にもたらす結果になりました。

このタイプの人が感情コントロールをより容易にできるようにするための対策

それは、スポーツ、武道を習うことが最適です。発達障害の一種であるADHDを精神科医から宣告された、元世界水泳の覇者、マイケルフェルプス氏は幼年期から落ち着きがなく、医師からADHD改善薬を処方されていました。

しかしながら、親の勧めで水泳を始め、日夜トレーニングに励んでいるうちに、衝動性、落ち着きのなさといった感情コントロールの問題が次第と消滅していき、薬も不必要になり、北京五輪では、金メダルを7つも8つも量産するという金字塔を打ち立てました。

発達障害に運動は有効

実際に感情コントロール障害に関して、スポーツ、武道は非常に効果的であるということがわかっています。

感情コントロールがうまくできない発達障害の人は武道でもスポーツでも器械体操でも何でも挑戦してみると間違いなく好転するはずです。書くいう私も、発達障害がありましたが、今ではその兆候は見られません。すべて上記したことを実際に実行してきたからだと思います。

まとめ

発達障害で感情がうまくコントロールできないという自覚や悩みを持っている人は、運動の習慣をつけるだけで、大幅な改善が見込めるはずです。

参考:
脳を鍛えるには運動しかない
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3724411/

感情コントロールの基礎

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