感情コントロールできない大人のための対策

(最終更新日:2020/06/18)

目次:

感情コントロールできない大人のための対策

感情のコントロールができない大人が増えていると昨今、しきりに言われています。Dr・中松の愛称で知られる中松義郎氏は、「今の時代は男が泣く」といいました。

MEMO
たとえば、不沈空母と言われていた山一証券が倒産したのは晴天の霹靂でしたが、「その会社の社長が記者会見中、公衆の面前で号泣したのは驚きであった」と、中松義郎氏はおっしゃっていました。

つまり、昔の日本人であれば、「その程度のことでは決して泣き喚いたりしていない」というのです。

今の時代、自分の感情をコントロールできない大人が増加傾向にあるのは確かです。

実際問題、江戸時代の日本人男性の顔つきと今の時代の日本人男性の顔付きは全く違います。

MEMO
前者はみな一様に筋骨隆々、顔つきも意志の強そうな精悍な顔立ちをしているのですが、
後者では、もやしのような体つきなうえ、意志や生命力の弱そうな人が多いように見て取れます。
前者は、重労働に耐え抜いた野武士の源氏的な顔立ち。
後者は、貴族生活に現(うつつ)を抜かしてきた平家的な顔立ち。



↑江戸時代の日本人男性

最近では、さらに、いわゆる成人してもよく泣く女々しい草食系男子が増えているというわけです。

今回は感情コントロールができない大人のための対策方法について述べていきます。

感情コントロールができない大人が増えた一番の原因:

私が考える中で、感情コントロールができない大人が増えた一番大きな原因のひとつは、必要最低限の肉体労働を大人(男性も女性も含む)がしなくなったことでしょう。
人間は発生学的に、「脳よりも体の発生が先だ」と言われています。

MEMO
つまり、体を使う肉体労働を行うということは、ただ単に筋肉を鍛えているだけではなく、脳を鍛えることにもなっているわけです。

そして、脳を鍛えるということは、認知機能を鍛えているのと同義の意味で、認知機能が強ければ感情はコントロールできるわけです。
これは実際に科学研究により報告されている事実です。

MEMO
成人女性に多いとされる感情をうまくコントロールすることができないことで知られる「境界性人格障害」という心の病では、脳画像レベルで認知機能を司る脳部位の縮小が見て取れます。

逆に、体をよく使い運動を行うアスリートでは、この脳部位が厚くなっていることもわかっています。

大人の感情コントロールの問題の具体的な対策方法:

  • 運動(ジョギング、筋トレ、ヨガ等)
  • 瞑想、座禅
  • 感情を安定させるサプリメントの摂取

これらを習慣化させると感情のコントロールはより容易にしやすくなっていきます。
実際に感情コントロールを司る脳部位が鍛えられるからです。

(関連記事:)
ヨガで感情コントロール力を身に着ける方法【最新版】 筋トレで感情をコントロールする方法【まとめ】 感情コントロールの方法【まとめ】 感情コントロールに効く!サプリメント【まとめ】

昔の武士は、武芸十八般という肉体鍛錬を徹底したうえ、さらには、座禅を組み胆を練りました。

MEMO
体を鍛えながら、座禅を行えば、感情のコントロールが苦手な大人の方でも無事に感情をコントロールできるようになっていくというわけです。

また、当時の侍たちは現代野菜と比べて、極めて栄養価の高い農作物※を摂取していました。
(※現代人のサプリメント摂取の必要性)

これらの方法論には科学的な絶大な根拠もあります。

しかしながら、実に単純明快な話なのですが、現代人は「灯台下暗しの状態」でこういった基本的なことを軽視しがちです。

注意
実際に、体を動かす運動や何か一つの対象に意識を集中する座禅や瞑想の習慣は、現代最新科学の見地から見ても、最も脳の認知機能を鍛えるのに有効であると見なされています。たとえば、Googleの社員は座禅や瞑想講座を必ず受けると言います。

最近、メディアが運動や瞑想は脳に良いとしきりに喧伝するようになったのもこのためです。

MEMO
ここに文章感情がうまくコントロールできないという大人の方は、まずはご自身で運動でも座禅でもサプリメントでも何でもいいので、今すぐ私が掲示した方法を実践されてみてください。

特に誰にでもオススメできるのは運動の習慣をつけることです。

必ず大きな結果が生まれるはずです。

コラム:大人の発達障害が原因の場合:

MEMO
感情をコントロールするのが苦手な大人が増えたもう一つの理由は、発達障害(ADHD、アスペルガー症候群など)が根底にある場合もあります。こうした発達障害には打つ手がないと一般では考えられていますが、運動は非常に有効です。

大人の発達障害に対しても運動は非常に大きな効果があるのです。
また、座禅や瞑想も然りです。

発達障害における感情コントロールの方法と対策に対してはこちらの記事を参照ください。↓
(参考:)
感情がコントロールできない発達障害とは?

まとめ

感情のコントロールができない大人が増えているのは、文明化に伴う生活習慣化の大きな変貌に起因し、その中でも特に現代人が体を使わなくなったということが、「どう見ても大きな原因である」と言わざるを得ないです。

だからこそ、体を使う習慣(有酸素運動、筋トレ、ヨガ、スポーツ等)それから感情を安定させるサプリメントを飲む習慣を、ひとたび身に着けると、感情の暴走をより上手く抑えられるようになった自分に気が付くはずです。

MEMO
ここに文章実際に私はこの方法で大人になってから感情のコントロールが容易にできるようになりました。いつになっても脳を成長、強化することは十分に可能なのです。

感情コントロールのABC(←ブログ記事一覧へ戻る)

(参考文献:)
脳を鍛えるには運動しかない

(参照画像URL:)
https://www.japanpowered.com/japan-culture/gender-expectations-of-edo-period-japan
https://japaneseclass.jp/trends/about/%E6%AD%A6%E8%8A%B8%E5%8D%81%E5%85%AB%E8%88%AC

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