人生の成功は感情コントロール力にすべてかかっている

(概要:)
人生の成功は感情コントロール力にすべてかかっていると言っても過言ではありません。欲望がコントロールできれば人生成功は既に確約済みです。

MEMO
人生の成功は感情コントロールがきちんとできていれば、その可能性は非常に高くなります。そもそも何をもって人生成功と定義するのかは人それぞれですが、内面的な成功(人格の陶冶)、物質的な成功(お金持ちになること)、スポーツや仕事(特定分野で業績を残す)での成功も、感情コントロール能力が高ければ、誰とでも難なく付き合うことができるようになりますし、同時にそのような人では、どんなストレスにもめげない強いメンタリティがあるので、苦難のときにも決してめげずに腐らずに、淡々と自分のやるべき課題に没頭することができます。

このように、感情コントロール力が高いと、何が起きても自然と嫌な出来事、エピソードを流すことができ、それを引きづることもほとんどないのです。

だから、このような人は仕事でも学業でも何でも成功しやすいわけです。

今回は、人生成功が感情コントロール力に大きく関わることについて説明していきます。

人生の成功は感情コントロール力にすべてかかっている

目次:

仕事に感情をいれてはいけない

仕事は論理、計算の世界です。そこに感情を入れてはいけません。要するに、「好きだとか嫌いだ」とか「損だ得だ」とか、そういった私情を仕事に持ち込んではいけないのです。

ところが、実際、職場に行ってみると、好き嫌いに捉われ感情的になっている人が多いです。

仕事での成功は嫌なときでも好ましいときでも、ただ与えられた課題を淡々とこなすひたむきさが重要です。
このようなことは、感情コントロール力が高くないとなかなか難しいです。

人間関係は感情コントロール力から育まれる

誰にでも好かれやすい人がいます。万人に好かれる人は存在しませんが、より多くの人に好かれる人は存在します。そのような人の特徴は、度量が大きく、ストレスに強い人が多いということです。

要するに、このような人では「感情コントロールが得意である」ということで、嫌なことをされたり言われたりしても、ほとんど気にせず、流してしまいます。それから、そのような人は人間関係においても熱くなりすぎることも、冷めすぎることもなく、常に中立的なポジションを貫いています。

ですから、人間関係も自然とうまくいき、どんどん色々なコネを構築し、社会的に優位な立場を獲得しやすくなるわけです。

これは暗にIQが高く、前頭葉と呼ばれる感情コントロールを司る脳部位を巧みに操ることができていることを意味します。

このような人は前頭葉を巧みに操っているだけでなく、そのうち内側前頭皮質という社会性(思いやり、他人の気持ちの汲み取り、マキャベリ的知性)に関わる脳部位がこの種の人において発達しているので、IQ(知能指数)が高いだけでなく、SQ(社会的知能指数)も高いのが特徴です。(IQの高さは主に、外側前頭皮質が司りますが、SQの高さは内側前頭皮質が司ります。)

SQが高い人は、特に感情コントロールに秀でており、コミュニケーション能力が高く、社会性に恵まれていることもわかっています。

SQとは何か?
SQとは社会的知能指数の略称で、社会的に世渡りが非常にうまい人ほどこのスコアは高くなります。より多くの人と無理なく仲良くできる人がいます。このような人は高SQで、誰からも好かれやすく、敵が非常に少ないのが特徴です。

感情コントロールができないと仕事も学業もうまくいかない理由について

このように、感情コントロールできないと仕事も学業も人間関係もうまくいきません。感情コントロール力とは主に集中力のことを指します。

〇感情コントロールとは集中力のこと:

集中力が高ければ自分の感情を分別する能力も高くなりますから、荒ぶった感情も自然と鎮静化し、仕事にも学業にも没我没入することができるのです。

あまり知られていないことなのですが、

「感情コントロール力゠集中力」

です。

食欲が湧いても集中力があれば、すぐに衣食を忘れた状態になります。このような人は作業に集中しているうちに食欲もわすれてしまうのです。これは性欲にしても金銭欲にしてもどのような欲望であってもそうです。

このように、集中力が高いと欲望を忘れてしまうのです。

天才に欲から離れた浮世ばなれした無欲に見える人が多いのはこれが理由の一つです。

感情コントロールと人生成功との関係:

感情的になっていると、すぐに落ち込んだり、逆に些細なことで有頂天になったりのプロセスを延々と繰り返し続けることになります。これでは仕事も学業もそして、人生もうまくいきません。

気分が乗るから仕事や学業に熱心になり、気分が乗らないからやらないというような姿勢では、コンスタントな作業の維持ができず、効率が非常に悪くなります。

ですから、仕事も学業も淡々と平静に実行している人がうまくいきますし、人生もまた然りで、感情的な人よりも冷静な人の方がうまくいくのです。

冒頭で述べたように、何が人生の成功であるかは、その人の価値観によって大きく相違するので、断定はできません。しかしながら、通常、資本主義経済の国家で育った人は、「収入が高いことが人生成功」だと洗脳されている場合が少なくないので、「お金持ちになることが人生成功だ」と捉える場合が非常に多いように思います。

この場合、彼ら彼女らにとっての人生成功はビジネスの成功であるといえるかもしれませんが、上述したように、ビジネスの成功も感情コントロール力と正比例の関係にあるわけです。

MEMO
サイコパス※1やソシオパス※2に成功者が多いというのも、彼らが感情に流されづらいからです。仕事(ビジネス)とは、論理、算術の世界の話で、感情をそこにいれてはいけないということに彼らは無意識的に気づいているからうまくいきます。

※1:反社会性パーソナリティを持ち、著しく思いやりに欠いているが、IQは一般に高い。
※2:反社会性パーソナリティ的だが、社会に溶け込むのが上手く、人心を掌握し、他人を利用して自分の利益のため搾取することを得意とする。

感情コントロールの具体的な方法について:

以下の記事を参照ください。
(参考:)
感情のコントロールの方法【まとめ】

↑の記事では感情コントロールに必要な具体的なことが、精神論や観念論ではなく、今から誰でもできるレベルでエビデンス付きで書かれています。たとえ、感情コントロールが苦手であっても、訓練や特殊な方法論によって感情コントロール能力は誰でも向上させることが可能なのです。

まとめ

このように、感情コントロール力と人生成功は全くの正比例関係にあります。

当サイトでは感情コントロール力を高めるための方法を詳しく解説してあります。

感情をより上手にコントロールしたい人や感情コントロールが苦手な人向けの記事を書いています。
該当する方は、ぜひ、下記の記事を参照ください。

(参考:)
感情のコントロールの方法【まとめ】

感情コントロールのABC  (☜記事一覧へ戻る)

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