(最終更新日:2020/07/08)
目次:
感情コントロールできない中学生のために
感情コントロールできないことに悩む中学生は非常に多いです。中二病というネットスラングが存在するように、中学生のような思春期に、人間は特に精神が不安定になりやすいのです。
中学生が感情コントロールが苦手な理由:
脳が発達の過渡期にあるため
脳が発達の過渡期にあるからです。小学生から中学生になる間に人間の脳は、「右脳優位の直感脳」から「左脳優位の論理脳」になっていきます。
性的な関心が高まるため
また、この年代の子供は、性的に発達し、性に関心を持つようになります。
そうすると、当然、異性に興味を持つようになります。
そして、異性に恋愛感情を持ったり、実際に交際をしたり失恋したり、色々あるわけです。
中学生は、大人のようなそれまでの人生経験がありませんから、さらに不安定になりやすいのです。
恋愛物質”フェニルアラニン”は人の感情を狂わせるのです。
(参考:)
→恋愛感情をコントロールできない人へ
中学生が感情コントロールできるようになるための対策:
●スポーツいわゆる運動の習慣をつける
スポーツをする。すなわち、運動をすると体の方にエネルギーを消費するため、思考するための頭の方に使用するエネルギーが減ります。
悩みは運動やスポーツをして昇華させるべきものです。
心の悩み、苦悶は体を使っていけば解消していきます。
心の悩みは体を動かせばその多くが消滅していきます。
(参考:)
・筋トレで感情をコントロールする方法【まとめ】
・ヨガで感情コントロール力を身に着ける方法
・感情コントロールの方法【まとめ】
●自分が好きな勉学(科目)に徹底的に励む
好きな科目を徹底的に勉強します。
すると、やはり感情は安定します。
そうなると、無事に感情をコントロールしやすくなっていきます。
人間は中学生に限らず、暇が多い生活をしているほど精神不安定になります。
逆に忙しい、やるべきことが沢山あるような生活をしていると感情は安定するのです。
中学生への親の接し方:
親は常に感情的にならないよう心掛ける
中学生の年頃の子供に対する親の接し方のコツは、まず第一に何に対しても過剰反応しないことです。
何事にも、なるべくニュートラルに、親はその年頃の子供に接するようにし、なるべく感情的にならずに、その思春期の子供へ接しないといけないわけです。
要するに、「常に毅然さは保つ」ということが非常に重要です。
甘やかしも厳しすぎも厳禁、常にニュートラルな視点を
この時期に甘やかしすぎると、後々、厄介なことになることがあります。
それからスパルタ教育をその年頃の子供に強要するのもよくありません。
強要されると後に深刻な心の異常に悩まされることが多々報告されているからです。
(関連:)
→感情コントロールできない子供とその対策:
まとめ
中学生は悩みが非常に多い年頃ですので、そのような話を本人が打ち明けてきたらば、親はきちんと聞いてあげましょう。
そして、適切なアドバイスを経験者という立場から真摯に行っていくことが大切です。
そして、自分自身にもそういう時代があったことを思い起こしてください。
感情的になったりして過剰反応しないことがポイントです。
また、感情コントロールができないと実感する中学生の方は、日ごろから運動やスポーツを励行しましょう。
運動やスポーツには悩みや感情不安定を治す劇的な効果があります。脳の認知機能やIQを高める劇的な効果もあります。
そして、勉強でも趣味でも運動でも何でもよいので、自分がやるべきことに徹底的に集中するようにしてください。
こうすることで、感情は自然と安定し、より容易にコントロールできるようになっていくことを自然と実感できるはずです。
(こちらの記事もオススメ!)
☞筋トレで感情をコントロールする方法【まとめ】
☞ヨガで感情コントロール力を身に着ける方法
☞感情コントロールの方法【まとめ】
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